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2015年9月18日 (金)

陰陽師……ガッカリだったょ……。

 ばんは~~ちゃびデシ。夢枕獏さんが原作のドラマと言う事で、“陰陽師”を見てみたのデシが……まず、博雅の笛が葉二(はふたつ)ぢゃなかった事に違和感。
 でも、まぁ、ひょっとして時代設定が、鬼と笛を交換する前の話かも……と、静観していると、晴明と青音と言う女性の事で言い争う事に違和感……。

 いあ、まぁ、でも、笛を交換する前の若気の至りの話だと思えば……と、静観していると、調伏のために笛を吹くよう言われ、博雅が難しい顔で笛を吹く様に違和感。
 そして、蘆屋道満がラスボス的な立ち位置な事に激しい違和感…………で、そうか、演出家も脚本家も、原作を一度たりとも読んでいないな……と判明。

よって、このドラマの採点は13点くらいに……100点満点で。

 0点でもボク的には全然OKなのデシが……それなりに金を掛けて、準備している様は見て取れたので、まぁ、オマケで……。
 てか、“夢枕獏原作……”と付いてなかったら、、及第点は上げても良いのデシが…………って、本末転倒?w

 とにかく、酷い意味でツッ込み所満載デシたな……。ホント、原作と歌ってドラマを作るなら、ちゃんと読みなさい。失礼すぎるだろ、原作者に。
 物語のキーアイテムって事で、博雅の笛が葉二で無い事は百歩譲っても、中の人が持っている原作の中で、晴明と博雅が女性問題で争った事はありません。

 二人の関係はどちらかと言えば、腐女子が喜びそうな距離感を保っているのデシ。個人的な感想ではどちらも性を超越してしまっている感があります。
 なので、原作では女性が話題に上る事があっても、逆に安心されたり……せいぜい茶化す程度、感情剥き出しで、ケンカするような事はありません。

 更に、博雅が笛を吹くシーン。博雅が笛を吹く時の心は基本“無”。自分の笛の音にウットリする事はあっても、魔を調伏するために吹いた事は一度もありません。
 鬼と成り果てた者達が哀れで、その荒ぶる心を慰めるために吹き、それが結果的に成仏に繋がった事はありますが……純粋で慈愛に満ちた人と言うのが、人物設定なのデシ。

 だからこそ、泥棒は改心して盗んだ物を返しに来、魑魅魍魎と恐れられるモノ達は感涙に咽び、天下の逸品と呼ばれる笛、葉二を交換しようと鬼から持ち掛けられるのデシ。
 原作さえ読んでいれば、あの笛を吹くシーンの演出は、180度変わっていただろうに……道満に操られた青音を憐れみ、労るように笛を吹くのが、原作的な正解。

 で、蘆屋道満の扱いも全然判ってないデシねぇ……。あの人が天下を狙ったりする筈無いのに……高みの見物するのが好きなだけ。
 道満は糊口を凌いだり酒のために、頼まれて騒動を起こす事はあっても、気が済んだら晴明に丸投げする人デシ。

 それを“困ったお人だ……”と苦笑いしながら解決するのが晴明デシ。技比べをする事はあっても、命のやり取りをする間柄ではありません。
 それをして一番困るのは、道満本人デシから……じゃれ合う相手がいなくなると、退屈を凌げなくなりますからねぇ。

 以上の理由から、道満が仕掛けてくるとすれば、藤原氏に遺恨を持つ人に、もらい酒でもして呪詛の手伝いをする。
 で、“お前ならどうする、晴明?”となり、晴明がヤレヤレ……とばかりに解決に出向く……と言うのが正当な展開デシょう。

 で、全てが丸く収まると、晴明の屋敷にヒョッコリ顔を出し、“ワシのお蔭で藤原に恩を売れただろう?”と、悪びれる事もなく酒をせびり、博雅に笛を無心しに来るのデシ。
 で、晴明も道満が現れる事を予想していて、普通に酒を御馳走し、博雅も当たり前のように葉二を奏で、大団円……これでこその夢枕獏さん原作なのデシ。

 オリジナルをいぢりたい気持ちは判らないでも無いデシが、それをするには原作者以上の才能が必要で……まずは徹底的に原作を読み込まなきゃ……ねぇ?
 てか、字で書かれた世界観を、どれだけ忠実に映像化出来るか……ってトコに心血を注ぐべきぢゃね?

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